東インド会社East India Companyの紅茶がお土産に大人気！ロンドンでの口コミや評判は？その歴史は？

本日はここ数年でロンドンで大ブレイクし日本にも進出した東インド会社The East Inda Companyの紅茶を特集します！

日本でもネット以外でも明治屋や成城石井でも購入することができます。

本場のイギリス・ロンドンでダージリンや詰め合わせ満喫できるとより一層イギリスの歴史＝世界の歴史に耽りながら紅茶を楽しむことができると思います。

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それでは早速東インド会社を過去からさかのぼって見ていくところからはじめましょう！

東インド会社The East Inda Comapnyの歴史は「ヨーロッパの歴史」
忘れてはいけない重要人物はバスコ・ダ・ガマ！
1657年、ついにイギリスで紅茶の販売が始まる
1874年1月1日にイギリス・東インド会社は解散
現在の「東インド会社」とは？
全く別の会社だがその評判や口コミは折り紙付き！
実際に紅茶を選んでみる。ダージリンか詰め合わせか、それとも・・・
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東インド会社The East Inda Comapnyの歴史は「ヨーロッパの歴史」

皆さん中学校の歴史で勉強されたかと思いますが、東インド会社は元々アジア貿易を目的に1600年にイギリスが設立した会社です（余談ですが、実はイギリスに続いて、オランダ、フランスも東インド会社を設立しています）。

東インド会社はバンテン（ジャワ島）やマラッカ（マレー半島）、日本の平戸(のちに出島に移動）などに拠点を作り、香辛料や紅茶の販売を行いました。日本との間では、江戸幕府が終わるまでの200年に亘り貿易を続けてきたのです。

つまり日本とはとっても密接な関係のある会社なんです。皆さん忘れてしまってますよね・・・。きっと。

忘れてはいけない重要人物はバスコ・ダ・ガマ！

東インド会社の設立の約100年前、冒険家バスコ・ダ・ガマが香辛料を入手することなどを目的としてポルトガルから航海に出ます。1497年のことでした。

バスコ・ダ・ガマはこの航海と後の航海と合わせて、ヨーロッパ大陸とインドとの航路を確立するわけです。

当時はそもそもインドがどういった国なのかも欧州諸国にとってははっきりしておらず、このバスコダガマの影響が欧州諸国に与えたインパクトは非常に大きかったのです。

これをきっかけに、スペイン、フランス、オランダ、イギリスがインドとの交易（ほぼ侵略）に踏み切っていきました。

1657年、ついにイギリスで紅茶の販売が始まる

イギリスで紅茶が販売され始めたのは、諸説あるものの、今から350年ほど前の1657年が有力と言われています。バスコ・ダ・ガマの航海から約60年、ようやく当時の東インド会社が手に入れた紅茶が次第にイギリス社会にも広がっていったのです。

1874年1月1日にイギリス・東インド会社は解散

イギリスの植民地支配に対し、1857年にシパーヒーが蜂起しました。ちなみに、シパーヒー（sipahi）とはイギリス東インド会社が編成したインド人傭兵のことで、セポイ（sepoy）とも言われますね（インド側からは第一次インド独立戦争と呼ぶそうです）。

（以下、シパーヒーの蜂起についてはWikipediaから引用）

「シパーヒーは皇帝バハードゥル・シャー2世を反乱軍最高指導者として擁立し、ムガル帝国の再興を宣言した。しかし、この反乱の勃発自体が突発的であると同時に、統率が全くなされていなかったことから、デリーをはじめとする反乱は東インド会社の軍隊によって、翌年までに鎮圧された。

しかし、この反乱により、イギリス政府は、東インド会社によるインド統治の限界を思い知らされることとなる。イギリス議会は、1858年8月2日、インド統治改善法を可決し、東インド会社が保有する全ての権限をイギリス国王に委譲させた。250年以上にわたり、活動を展開したイギリス東インド会社の歴史はこの時点で終わりを告げた。」。

なお、東インド会社はイギリス政府が株主に対して、1874年までの配当の支払いを約束していたため、1874年まで存続しており、1874年1月1日、正式に解散となったのでした（なお、オランダやフランスの東インド会社も度重なる戦争などの影響で、衰退・解散に追い込まれることになりました）。

現在の「東インド会社」とは？

東インド会社が解散となったのに、なぜ今でも「東インド会社」が残っているのか不思議に思われた読者の方はたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

はい、こちら、2010年にインド人のサンジブ・メフタさんが「東インド会社」の名称と商標の使用許可をイギリス大蔵省に認められ、135年ぶりに東インド会社の名前が復活したものなのです。厳密には「名前は一緒だが全く別の会社」なのです。

全く別の会社だがその評判や口コミは折り紙付き！

現在、東インド会社ではロンドンを中心として輸入品などの販売が行われています。冒頭に述べたように日本にも進出しています。

駐妻や旅行者の間でもいまだに昔の東インド会社が営業を続けていると勘違いしている方も多数いらっしゃるので、ぜひ注意はしてもらいたいと思いますが、その評判や口コミ、味やクオリティは折り紙つきと言っても過言ではありません。今やロンドンではリージェント・ストリートに店舗を構え、ロンドンのマンダリン・オリエンタルホテルでもこちらの紅茶が提供されることになっています。

ただ唯一ケチをつけるとしたら、イギリスのホームページも日本のホームページでも、当時の東インド会社の歴史をあたかも自分達の歴史のように語っているのがちょっとどうなのかなぁ~~~と思います（笑）

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