2018-10-08 知らないと損する在住者が教えるイギリス、ロンドンのチップ事情 お得情報 お土産 観光 買い物 文化 コラム 基本的にチップは不要 イギリスでは基本的にチップは不要だと思ってそう間違いではありません。これは雇用制度上、イギリスで最低賃金が法律で明確に定められているためだと言われています。これは日本と同じようなイメージです。 ホテルではチップは払います しかしながら、ホテル、レストラン、タクシー、美容室ではチップを本当に渡さなくていいのか迷います。なぜならこれらが顧客直結のサービス業だからなのです。 ホテルでは、ポーターさんに重い荷物を運んでもらったら1個につき1ポンドくらい渡せると良いでしょう。4個くらいなら5ポンド紙幣を渡せると格好いいです。ただ、渡さなくてもNGではありません。しかしポーターさんはチップをもらう機会がやはり多いので、ちょっと期待されているケースはあります。ただ要求はしてこないですね。アメリカだと向こうからチップをせがんできますから。あと、ルームサービスもおいたほうが無難です。チップをおかなかったら部屋のクリーニングが非常に雑だったという方も中にはいます。ここも普通のホテルであれば1ベッドあたり1ポンドくらいがちょうどよい感じだと思います。あくまでも気持ちで結構なんです。 【スポンサーリンク】 予約が必要なレベルのレストランであれば12.5%がチップの相場です レストランではサービス料がすでに乗った状態で請求されてくることが多いです。この場合の相場は12.5%です。ですから、もしサービス料が入っていない場合の、きちんとしたレストランであれば、10%くらいはのっけてあげるのがマナーです。もちろん渡さなくてもルール上は問題ないですが、すこしぎすぎすした空気が生まれます。 ちなみに勝手にサービス料をのっけてくる相手に対して、サービス料は払いたくないというのもありです。私の知人のイギリス人は、今まで1回か2回、サービス料は払わないと言ったことがあるそうです。でもこれは本当にサービスがミゼラブルだった場合だけだけどね、と言われました。 【スポンサーリンク】 ロンドンタクシー(黒キャブ)は10%が相場。ウーバーは不要。 伝統的なロンドンタクシーは10%くらい払うのマナーと言われています。元々料金も高い上にチップも必要なので、ちょっと割高だと感じます。ただし運転手のクオリティは高いと感じます。ウーバーも評価が4.5以上であれば運転手のクオリティは悪くないです。ちなみに以前、1000送迎以上で、評価が5.0のドライバーにあたったことがありましたが、この方はとてもとても素晴らしい運転手さんでした。話をしたところ、以前日本の会社で働いていたことがあり、その際に教えてもらったマナーがすごく運転手としての評価に結びついていると話していただき、すこし感激しました。 で、ウーバーの場合はすごくよかったら2ポンド、満足なら1ポンドをウーバー経由で払えば十二分。直接現金で渡すともっと喜ばれるかもしれません。私は気持ちよく乗りたいので、5%から10%はウーバーでも渡すようにしています。元々値段設定が割安ですからね(ちなみにウーバーの運転手の中にはめちゃくちゃ稼いでる人もいるらしいです)。 【スポンサーリンク】 美容室は不要(ただし8ポンド、9ポンドの店なら10ポンド払いたい) 美容室では不要と言われています。ただし格安のヘアカットで9ポンドとか、8ポンドの支払いであれば、10ポンドはらってすっきり帰りましょう。38ポンドなら2ポンドバックもらってもまったく恥ずかしくないですよ。もちろん40ポンド払ってもいいですが、お釣りはもらう人が多いと思います。 いかがでしたか?チップに馴染みのない日本人には本当に感覚を身につけるまでは難しいと思います(日本人は大体なんでもただでサービスが受けられると思っているので)。基本はチップは不要。ただし上記の場所では少し気を付けるくらいのスタンスで良いと思います。あまり気を使いすぎなくて大丈夫なので安心してください。ただ良く言われることですが、うれしいサービスを受けたら気持ちチップを払うとよいでしょう。その嬉しい水準は日本よりも3割くらい下げておいてくださいね~。それでは! www.ukjapan.club www.ukjapan.club www.ukjapan.club にほんブログ村 ロンドンランキング