2018-10-20 EU離脱、Brexitでもロンドンは7年連続で世界の都市総合力ランキング1位 文化 2012年にロンドンがニューヨークを抜いて1位に つい先日、森記念財団の都市戦略研究所が発表した2018年の世界の都市総合力ランキングでロンドンは2012年から7年連続で1位を獲得しました。 今回はロンドンがなぜこうも1位を維持できているのかを検証します。 「総合力」を経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野で複眼的に評価 都市戦略研究所によると「世界の都市総合力ランキング」は、世界の主要都市の「総合力」を経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野で複眼的に評価し、順位付けしているとのこと。また、2018年度からは働き方の多様化やビジネススタートアップ、地球環境問題への意識の高まりに関連した指標も新たに追加されたようです。 【スポンサーリンク】 ロンドンがトップを独走の理由 レポートによれば、ロンドンは、特に強みである文化・交流分野では、16指標中13の指標でトップ5入り。弱みであった「住宅賃料水準の低さ」や「物価水準の低さ」でも改善し、居住分野も17位から11位へランクアップし、これまで以上に総合力の高い都市となったようだ。 【スポンサーリンク】 ロンドン以下は、ニューヨーク、東京と続く 1位のロンドンが圧倒的なのは先ほど述べたとおりだが、2位以下はニューヨーク、3位東京となっている。 (出典)都市戦略研究所HP なお、2018年のスナップショットは上記のとおりだが、時系列で分析すると、ロンドンが2012年のロンドンオリンピックの勢いのままスコアを伸ばしトップ、今年はニューヨークが非常に高い伸びで追随しているとのこと。 【スポンサーリンク】 文化、交流面が強いのはなかなか崩れないはずだが・・・ やはりロンドンに住んで思うのは、その文化の多様性です。本当に色々な人種、民族の人たちがロンドンには住んでいて、世界の縮図のような形になっています。これがそのままこのランキングにも反映しているのかもしれません。イギリスのEU離脱発表後もこのランキングではロンドンは1位を堅持していますが、果たして来年以降、本当に人の移動に制約が出始めたらどうなるか、どの程度このランキングにも影響が出てくるのかは非常に興味の尽きないところであります。 もしかするとロンドンがダントツ総合力1位のうちに旅行に行けるのは今のうちかもしれませんね。ぜひ早めに魅力のあるロンドンに遊びにきて、楽しんでください。 それでは! www.ukjapan.club www.ukjapan.club www.ukjapan.club 【スポンサーリンク】 にほんブログ村 ロンドンランキング