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海外の反応 英国Brexitの投票から1年

こんにちは。

光陰矢の如しとはよくいったもので、気づいたらBrexit選挙から1年が経っていました。

 投票は2016年6月23日に行われました。

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投票から1周年経った日の紙面はBrexitから1年でどのようなトップニュースを伝えてきたかを見開きで特集していました。

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この投票日のことは今でもハッキリ覚えています。

投票日の直前。選挙結果などを予想するTVではEU残留が多少優勢。そして選挙直後の出口調査でもEU残留が優勢な状況でした。

私が寝たのが23時すぎ。そう。この時まではEU残留が優勢でした。

そして朝起きたらまさかのBrexit。。。衝撃でした。

一番ショックだったのは為替の動きです。英国に悲観的な見方が強まり、ポンドが大幅な下落に見舞われました。それまでもスコットランド独立の動きなどでかなり弱含んでいたのですが、Brexitで一気にポンド安になりました。1年経った今でも選挙前に比べると、円に対して2割程度ポンド安という状況が続いています。

この1年、メイ新政権のもとに少しづつBrexit交渉の土台が出来上がっています。

経済界では少しづつ英国を離れる動きが現実的になってきました。

中期的にはロンドンの優勢性は保たれると思いますが、果たして長期的に今までの優勢性が保たれるかというと甚だ疑問です。

Brexitに対する思いは先日アップしておりますので、以下をご参照いただけると幸いです。

www.ukjapan.club

さて、次の1年はどうなることか。英国は 受難の時代を迎えているように感じます。

特に1980年代から既にロンドン市民の70%以上は移民だと言われていましたが、移民と旧英国人との間の見えない軋轢が表面化したように感じます。

それでもまだまだ移民には一定の優しさのある英国ですが、もはや生粋のイングリッシュな人たちには旧大英帝国のプライドしか残されていないように感じます。

寛容さを失う英国に魅力はありません。それだけは英国のリーダーには十分認識してもらいたいと改めて思う次第です。

 

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