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ロンドンっ子おすすめの地元で人気のばらまき土産がお得に買えるスーパーWaitrose(ウェイトローズ)徹底解説

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 Waitrose(ウェイトローズ)というスーパーマーケットをご存知でしょうか?英国バークシャー州発のこの高級スーパーマーケットは日本未上陸ながら、ロンドンでは多くの駐在員妻にこよなく愛されると同時に、プレミアムスーパーとして地元民からも愛用されています。高品質で安定感のあるこの存在はイギリス人の生活に欠かせないばかりか、旅行者にとってもお土産や食料品の調達に欠かせない存在です。物価の高いロンドンで高級スーパーと聞くと、お土産の値段も張りそうな印象がありますが、ところがどっこい、Waitrose(ウェイトローズ)では高級なお菓子も比較的安価で買えますし、一般的なお菓子、お土産も購入することが可能です。駐妻や地元っ子はWaitorose(ウェイトローズ)を活用してばらまき土産を頻繁に調達していますので、初めてイギリスやロンドンに旅行される方も、積極的に活用していただければと思っています。そんなわけで、今回はそんなウェイトローズ(Waitrose)を徹底解説。その歴史から取り組みまで徹底的に解説。その魅力に迫りたいと思います。ウェイトローズで買いたいおすすめのアイテムにも触れていきます。

ロンドン旅行でウェイトローズ(Waitrose)に行かないなんてもったいない

 日本にいるとそもそもウェイトローズ(Waitrose)を耳にしたことがない方も多くいらっしゃるかもしれません。しかしこのお店は今はロンドンでは知らない人はいないというほどの知名度です。日本でイオンを知らない人はいないと思いますが、ウェイトローズ(Waitrose)はロンドンでは同じような知名度だと思ってもらえればと思います。ですので、もし道に迷ったりした場合でも、道行く人たちに「あのーウェイトローズ(Waitrose)に行きたいんですけど」と聞いてもれえれば、優しいロンドナー(ロンドン地元民)達はきっと優しく教えてくれますよ。

 ウェイトローズ(Waitrose)は英国のスーパーマーケットチェーンの一つで、英国最大の従業員が所有する小売店のJohn Lewis(ジョンルイス)の食品小売り部門です。ジョンルイスはイギリスでは、イギリス人がデパートに行こうと思ったら、まずは1番目の選択肢として頭に浮かぶと言われるほど、その値段と品質の安定感には定評のある会社です。ちなみに本店はイングランのバーク州、ブラックネルというところにあります。ウェイトローズ(Waitrose)は、英国に350以上のお店を構えています。この数字には60強のリトルウェイトローズ(Waitrose)も含まれています。リトルウェイトローズ(Waitrose)というのは、超小型店で、都心や駅の近くで見かけることができます。イギリスでは日本のようなセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのようなコンビニ文化は定着していないので、リトルウェイトローズ(Waitrose)や競合他社のTESCO(テスコ)のテスコ・エクスプレスなどがその代替を果たしているようなイメージです。

ちなみにウェイトローズで買いたいおすすめのお土産は以下のページにまとめていますので、よろしければご覧ください(本記事の最後にもリンクを掲載していますので、そこから参照することもできます)。

 

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駐在員妻がイギリス国内で最も愛するスーパー

マーケットシェアとしては5%強で、イギリスの食料品小売の中では6番手にランクインしているようです。ウェイトローズ(Waitrose)は輸出も行っており、今では50以上の国への輸出も行っており、中東でも店舗を構えています。

さきほども少し触れましたが、イギリス国内でのウェイトローズ(Waitrose)に対する評価は "upmarket" です。その評価の割には値段はさして高くはない!というのが同社による自社の評価です。実際に私たちの目線から言うと、まぁ確かにイメージほど高くはないという気がします。物によっては安売りスーパーよりも安いこともあります。ただ、売ってあるものが比較的良いものが多く、そのせいで値段も高くなりがちということはあるかと思います。つまり、「高かろう、良かろう」という感じ。ただし、普通のお買い物も十分楽しめる。といった感じです。

正直、駐在員妻がイギリス国内で最も愛するスーパーがウェイトローズ(Waitrose)と言われて久しいです。

ウェイトローズ(Waitrose)はロイヤルワラント(王室御用達)の商品を多数取り揃えていることでも有名です。ワインやスピリッツなどの食料品がクイーンエリザベス2世とチャールズ皇太子によって認められています。

王室御用達スーパーが日常で使えるので、普段からなんだかリッチな気持ちになれちゃいますよ(笑)

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創業はなんと100年以上前

 その歴史についても触れておきたいと思います。

そもそもウェイトローズ(Waitrose)は今から100年以上前。1904年に創業しています。Waiteさん、RoseさんそしてTaylorさんが小さな小売店として始めています。ちなもにその時の店の名前は「Waite、Rose&Taylor」(笑)想像通りですね(笑)ロンドン西部のアクトンが発祥の地です。ちなみにアクトンは日本人が多数住む町として有名なんですが、日本人でもアクトンがウェイトローズ(Waitrose)の発祥の地だと知らない人は多いようです。

創業から2年後、こちらも予想どおりTaylorさんがビジネスから去ります。それで現在の ウェイトローズ(Waitrose) という名前が採用されることになるわけです。創業から約30年後の1937年には10の店舗と160人の従業員の規模を有するようになりますが、ジョンルイスによって買収されました。

このあと、拡大の歴史を少しだけ記載していますが、個人的にはこのジョンルイスに買収されたことが、ウェイトローズにとってはすごく良かったことで、今まできら星のような存在でいられたのではないかと思っています。

それでは少しだらだらしますが、歴史をじっくりたどってみましょう。

1944年、ジョンルイスは南エセックスで12の店舗を保有していた小売り業者であるSchofield and Martinを買収します。このサウスエンドハイストリートにあったこのSchofield and Martinの店舗は、1951年、ウェイトローズによって経営される初めてのセルフサービス方式の店舗として生まれ変わりました。Schofield and Martinという店舗名は1960年代まで使われていましたがその後、ウェイトローズの名称に改められました。

その後、ウェイトローズはロンドン周辺やイングランド南東部を中心に店舗を拡大、1970年代に入ると、ハンプシャー州やベッドフォード州、エセックス、ケンブリッジでも店舗をオープンしました。

1981年には、新鮮な肉、魚、チーズなどを販売するためのカウンターサービスを導入。これは40年近く経った今でも引き継がれています。店舗に行くと、新鮮な食材が並んでいます。(テスコなどに比べると魚も秀逸。日本と比較すると下ですが・・・。肉、チーズはさすが欧州。イケてます。)

1983年にはオーガニック(無農薬)食品を販売する初めてのメジャーなスーパーマーケットとなりました。これもイケてるポイントです。

2000年以降もウィとローズは買収による拡大を進めます。買収先は、Somerfield、Morrisons、Woolworths、The Co-operative Group、Sandpiper CIなどです。これらの買収を通じてイングラインド北部からスコットランドへの進出の速度を速めていきました。

今ではそのパートナーシップ関係は解消してしまっていますが、2009年にはブーツ(Boots。大手薬の小売り。日本でのマツモトキヨシ。)と提携を開始し、お互いの店舗でお互いの商品を販売するという取り組みも行っています。

2011年には補充センターを西ロンドンに開設。これはオンライン配送サービスの一環として開設されたものでした。ウェイトローズはオンライン小売大手のOcadoとの提携があり、以前はオンラインでの販売に一定の制限がありましたが、今ではロンドンでオンラインサービスを提供することも可能になっています。

2016年には、イギリスで初めてのキャッシュレス店舗をオープンしています。

 

在住者も実は良く分かっていない色々なラインナップ

ブランディングとマーケティングについても触れておきましょう。

広告として力を入れているところで、特に他社と差別化を図ろうとしている点としては、やはり商品の品質、そして小売り店の専門性、さらには倫理観(ライバル会社のテスコが頻繁に企業倫理の低い会社として社会的に叩かれることが多いので、その反対のポジショニングをしています)であったり、フェアトレードにも力を入れています。

ウェイトローズは2008年から2015年までの間、イングランドのクリケットチームであるReading F.C.を、2013年から2016年まではイングランド代表のクリケットチームのスポンサーとなりました。

2010年からは、今でも続いている一連の宣伝活動を開始しました。セレブシェフのDelia SmithとHeston Blumenthalとのコラボレーションが有名です。個人的にはHestonはおしゃれでいけてます(商品が)。

 

Waitrose Duchy Organicについて

1983年にウェイトローズがオーガニック食品を販売する初めての大手スーパーになったという話はさきほども触れましたが、2008年までにウェイトローズはそのシェアを18%まで伸ばしています。
2009年にはチャールズ皇太子がはじめたオーガニック食品ビジネスのDuchy Originalsの救済を行いました。今でもこれらの商品はWaitrose Duchy Organicとしてウェイトローズが独占販売していますし、その売り上げの一部はチャールズ皇太子の慈善事業にあてられています。

ちなみに、これらの商品は比較的安価でクオリティ、味もよく、パッケージの見栄えもいいので、日本へのお土産にもオススメしています。是非一度トライしてみてください。

 

Essential Waitroseについて

ウェイトローズはその存在が日常利用ではなく、特別な日に使われるスーパーとしての存在になりつつあることをリスクとしてとらえ、エッセンシャルウェイトローズ "essential Waitrose" を2009年に立ち上げました。このシリーズでは "Quality you'd expect at prices you wouldn't"(期待どおりの品質を期待を裏切る価格で)というフレーズで売り込まれました。1400もの商品がこの名前でブランディングされ、シンプルな白をベースとしたパッケージで販売されました。
この戦略は成功を収め2016年までに2000のアイテムを数えるほどになりました。

 

Waitrose 1について

こちらは2016年に導入されたプレミアムフードブランドです。
"The very best of Waitrose" という謳い文句のもと、520ほどの商品群が発売されました。(むかし、Very best of Unicornという日本のバンドのアルバムがあったような・・・)

これは別記事で記載のウェイトローズで買いたいお土産のランキングで堂々第1位にランクインしているラベンダーショートブレッドがこちらのラインナップです。

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Waitrose Lovelifeについて

こちらは健康食品のシリーズです。すぐに出来上がるレディミール(Readymeal)はカロリーは表示されており、健康に良い野菜や果物は健康的な生活を後押しするために割引されています。

 

Heston from Waitroseについて

これはプレミアムブランドです。セレブシェフのHeston Blumenthalに着想を得た商品を提供しています。

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myWaitrose cardがすごい!

 2011年にウェイトローズで初めての顧客カード(ロイヤリティカード)が導入されました。その名は「myWaitrose」。

ウェイトローズのこの仕組みが凄いのはTesco Clubカードなどとは違い、カード保有者にポイントではなく、限定的なサービスや商品を提供する点です。

このカードは無料で作ることができますが、これを持っているとセレクトされたアイテムが10%割引で購入することができますし、最大の魅力は店舗で無料の出来たてのコーヒー紅茶、カプチーノ、カフェオレを飲むことができます。ちなみに一番のおすすめはカフェオレ(笑)またいくつかの新聞も無料で入手することができます。

この制度が導入された際は、かなりの波紋を呼びましたが、今ではコーヒーマシンの前では行列もできていますし、ウェイトローズはイギリスでコーヒーを提供している第2位の規模になったと言われています。

英国の新聞デイリーテレグラフ紙によると、この無料コーヒーはミドルクラス以上の顧客から、「招かざる客が多くなっている」と不満を受ける原因にもなっており、いくつかの店内カフェでは既に無料コーヒーの提供をとりやめたようです。まぁ、たしかに無料コーヒーだけ目当てのちょっと「えっ??」といった感じの方々を目にすることもありますからね・・・・。

 

まだまだあるある魅力的な取り組みの数々

 Price matchingについて

2010ンンにウェイトローズは価格保証をはじめました。比べる相手はTesco(テスコで完全にライバル視しています)。2010年には1000アイテムが価格保証の対象でしたが、2012年には7000にまで拡大しています。

 

Waitrose Food magazineについて

ウェイトローズは月間の雑誌を発行しています。ウェイトローズフード(Waitrose Food)という雑誌ですが、以前はウェイトローズキッチン(Waitrose Kitchen)という名前で親しまれていました。さきほどのMyWaitroseのカードを持っているとこの雑誌が無料になります。

 

Corporate practicesについて

ウェイトローズは慈善活動にも積極的です。

ウェイトローズ全体としても利益の何割かをチャリティ団体に寄付していますし、支店単位でも地元の慈善活動に対して寄付を行っています。

これらの地元の慈善活動は「地元の問題!」"Community Matters"として各店舗に投票箱があり、消費者がどの活動に寄付するのか投票することができます。

お買い物する際に、特に子連れだと緑色のウェイトローズカラーのプラスティックコインをもらえまして、それを出口付近にある投票箱に投じるという仕組みです。投票箱は透明になっていて、今の時点でどの程度、票(コイン)が集まっているのか一目瞭然になっています。日本人の大人からするとなんとなく冷めて見てしまうのですが、子供はこういうのは大好きですね。また、イギリス人は寄付の文化が日本人よりも圧倒的に染みついているので、とても良い広告活動になっていると思います。このあたりは日本のイオンなどでもたまに黄色いレシートなどで活動しているようですが、イギリスには一日の長があり、また国民への教育度合い、文化という面でも日本人はとてもかなわないでしょう。

またウェイトローズは205年にはウェイトローズ基金を設立。南アフリカの教育や労働者のために使ってきており、2009年にはそれらはガーナやケニアにまで広がっています。

 

店舗について

伝統的にウェイトローズの支店はイングランドの東南部とグレーターロンドンに集中的に拡大しました。
2000年代に入ってからスコットランドなどイギリス北部で店舗を拡大しています。

店舗のサイズは本当に様々です。

例えば最も小さいサイズの店舗はロンドン中心部のキングスクロス駅にあるリトルウェイトローズで230平米。最も大きのはロンドン東部のSouthend-on-Sea(サウスエンドオンシー)で5200平米以上です。ちなみに平均的な広さは1700平米だということです。ウェイトローズは店舗によっては、店内レストランにてホットもしくはコールドの食品を販売しています。

 

Convenience shops and little Waitroseについて

2008年にノッティンガムにおいて最初のコンビニエンス形態の店舗がオープンしました。そして2009年にはそのような形態の店舗を5年から10年で300店まで増やす計画を明らかにしました。そのような計画のもと、ウェイトローズは5000~7000平米の大型店舗と、2500~3000平米の小型店舗の2形態で運営されるようになりました。

 

John Lewis & Partners Foodhallについて

ウェイトローズは重要な店舗と姉妹チェーンであるジョンルイスの店舗においてフードホールを運営しています。ちなみに初めてのフードホールはロンドンのオックスフォードストリートにある旗艦店で2007年にオープンしています。

 

Waitrose Food & Home / Waitrose Food, Fashion & Home
Waitrose Food & Home shops は6店舗ほど存在するようです。ちなみに日本人には嬉しいことに最近では出来上がったパックの寿司の販売もはじめています(結構良い値段がする割には日本人からするとイマイチなので、今後どうなることか・・・)

 

Welcome Break
2009年には高速道路のサービスエリアでのサービスをフランチャイズ形式で開始しています。

 

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Quick Checkが面白くて便利

ウェイトローズはセルフサービスのシステムを提供しています。これは 'Quick Check'という名前です。お客さんは必ずマイウェイトローズに登録しなければなりません。そおしてマイウェイトローズカードを機械に挿入します。その後、自動的にバーコードリーダーが搭載された手持ちのPDAを買い物しながら持ち歩きます。商品をカートに入れながら商品をスキャンすることで、最後の精算の手間が省けるという仕組みです。 

重量で販売するような生鮮食品については、自分達で重さを図る秤が置かれています。重さを図ると、秤から商品の価格が記載されたバーコードが発行される仕組みです。

その後、お客さんは発行されたバーコードを自分のバーコードスキャナで読み取り、事前に登録したクレジットカードで精算を済ませるという流れです。年齢制限のあるような商品(お酒とか)を購入する場合や何かトラブルが発生した場合は、店員が助けにきてくれます。

 レジにだらだらと並ばなくてよいので、短気な方にはおすすめです(笑)

オンラインショッピングにも抜かりがない

Online presenceとOcado

2000年4月、オンライン小売のOcado(オカド)を始動。ジョンルイスがパートナーシップを締結し、メインのサプライヤーおよび一部所有者となりました。Ocado(オカド)のサービスは英国内の一部の地域に限定されています。Ocadoは配達には大きな中心部にある倉庫を使っています。
ジョンルイスは契約上、少なくとも2020年まではメインの商品をOcadoに提供することになっているようです。ちなみにOcadoは超便利なので、ロンドン中心部だとヘビーユーザーは結構多いです。

 

Waitrose.comについて

Ocado(オカド)との提携があるものの、ウェイトローズは独自の配達サービスであるWaitrose.comを運営しています(以前はWaitroseDeliverと呼ばれていた)。
特定の地域だけのサービスだが、インターネットで注文を受け付け、地元の店舗から商品を配送するという仕組みである。このサービスはOcado(オカド)のサービスとは混同されないように取り扱い商品などで区別しています。

 

 

ここまでウェイトローズについて徹底的に解説してきましたが、書きはじめるまではまさかここまでウェイトローズがしっかりした会社だとは思いませんでした。書けば書くほどその取り組みには驚かされることの連続です。これからもウェイトローズには足繁く通い、UKライフを満喫したいと改めて思った次第です。

みなさんもロンドンで旅行に来られる際は、ぜひお土産を買ったり、ロンドンっ子の買い物を観察しに訪れてみてはいかがでしょうか。

以下のリンクから筆者おすすめのお土産をご覧いただけますので是非見てみてくださいね。

www.ukjapan.club

それではまた!

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