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JAL First Class(ファーストクラス)に乗るともらえる「赤紙」と「Fast Track」の賛否両論

少し前にJALFirstClass(JALのファーストクラス)にご縁があった後に、ふとニュースでラーメンの一蘭が “並ばずに入店” = 「お金をたくさん払うと列に並ばなくてよい」制度を台湾に導入したことで批判が殺到したというニュースを目にする機会がありましたので、今回はJALファーストクラスでゲットすることができる「Fast Track ご利用券」(通称「赤紙」)とこれについてイギリスから考えたことをお伝えします!

(この記事は2017年に掲載されたものを大幅にアップデートして再掲載しているものです。ちなみに2018年末時点で一蘭はロンドンには未進出です。)

 

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ヒースロー空港行のJALのファーストクラスに乗るともらえます

まず感じたのが「お金を払うと待たなくて良いなんて何事か!」という痛烈な批判に対するなんとも言えない違和感でした。

なんだろうこの違和感。。。このニュースにはおそらく賛否両論、いろんな意見があるのだと思います。

資本主義の世の中だからいいじゃないと思う自分と、なんか違うよねこれ、と思う自分。自分の中でも葛藤が起こりました。

 

飛行機(JAL)のファストトラック(FAST TRACK)

冒頭にも書きましたが、まず思い出したのが飛行機のファストトラックです。これは上に掲載している写真ですが、これはJALのファーストクラスに乗るともらえるチケットで、これさえあればあのヒースロー空港での入国審査待ち行列の悲劇に巻き込まれなくて済むという大変な優れもの。これはシンプルに考えると、個別にフィーを払うと入国審査の列にほとんど並ばなくていいというもの(ファーストクラスの料金から並ばないレーンの手数料が支払われていると考えるのが自然)。ちなみに官僚の方などもある程度上の役職まで行くと別レーンで全く待たずに入国できちゃったりするのですが、これとはまた違って、ファーストクラスのチケット代の中にそういったプレミアムサービスのフィーが含まれているケースですね。これはあまり世の中に知られていないからなのか、これに対する批判はあまり見ないような気がします。でも正直空港であからさまに差別されるとちょっとイラっとしますね。逆にプレミアムサービスを受ける側は、なんとも言えない圧倒的な優越感に。。。時間が節約できているという事実よりも、他の人たちを悠然と追い抜いていくことのほうが快感かもしれません。時間と優越感を買っているともいえますね。いずれにせよ一蘭のような騒ぎは起こっていないような気がします。

 

ディズニーランドのファストパス

次に思い出したのがディズニーランドのファストパスです。これは無料だなぁと。ディズニーランドで早く入れるかどうかに価格差をつけたらどうでしょうかね。いやぁ、これはたぶん今の日本だと一蘭台湾と同じような議論が起こりそうな気がしますね。夢の国に値段で差をつけるのか、とか。まぁ、会社からしてみれば若干余計なお世話という気もしますが、お客さんに愛される会社でありたいのは分かるので、やはり顧客によりそった考え方をするのが自然かなと思います。

一方で、大阪にあるUSJはたしか有料でファストパスのようなものを購入できたように思います。ディズニーランドパリでも、年会費を結構たくさん払っているプレミア会員は待たずに入れるのか(事実は確認できず)、ディズニーのパスポートをクルーに見せて、並ばずにアトラクションを楽しんでいる家族をたくさん目にしました。

ちなみにロンドン郊外のウィンザー近くにあるレゴランドでは値段の高いチケットを買うと待ち時間が少ないという仕組みになっています。おそろしい・・・。

<レゴランドでの一コマ>

(子供)ねぇねぇパパ、あの子たち列を無視して並ばずに乗り物に乗ってるよ!悪い人たちだよね!

(お父さん)いいや、違うんだよ、あれは待たなくていい分、高いチケットを買っている人たちだからいいんだよ。

(子供)そうなんだ!僕もこんな天気の良くない日に行列なんて嫌だよ。なんでうちも同じチケットにしないの?

(お父さん)

いやいや、あれはべらぼうに値段が高いから、そこまでお金を出すのはさすがにもったいないと思ってね・・・。

 

という展開が普通にありえるわけです。日本のディズニーが特殊なんですかね。

 

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イギリスのレジスタードトラベラー

最後に一番思ったのが、イギリスのレジスタードトラベラー制度です。

これはUKに入国する際にUKパスポートを持っている人と同じレーンを使える制度。入国時の面倒なカード記入も免除。UKのゲートやePassportで入国が可能となるもので、とっても時間が短縮されることが多いです。

いくつか登録の条件はあるもののなんといっても費用がかかること。たしか初回は70ポンド(今の為替で1万円ちょっと)で登録、その後は毎年50ポンドで更新だったように思います。ビジネスマンの方なんかは登録してたりしますね。

これも苦情はあまり出でいない気がしますが、私、初めてこれを知ったときは衝撃を受けました。なんと公共サービスでこんな儲け方をするのかと。いい意味でも悪い意味でもさすがイギリスだなぁと思いました。

お金があれば時間(公共サービス)が買えると。資本主義が浸透しているからなのか、それとも社会主義的な要素が弱いからなのかちょっと住んでいても分かりません。

しかし一つ言えるのは、おそらく一蘭がイギリスで台湾のようなファストトラックサービスを導入したとしてもここまで苦情にはならないだろうということです。

 

まとめ

私の感覚としてはラーメンのようないわゆる大衆的なものに関してお金で差別しようとしたことが、一般の方々からの反感を大きくしてしまったのではないかと思います。それはいわゆる時間を買うという考え方が浸透していない層なのかもしれません。残念ながら私だったら、、、並びます。並ばずに食べれたらいいですね。羨ましいです。でも、並ぶ時間も考えてトータルで一蘭を楽しんだと思えばいいじゃないですか。考え方次第ですよね。でも一方で、お金持ちは時間をお金で買うといういい例ですよね。まぁ、並ばないためにたくさん買い物をするわけではなくて、たくさん買った結果、お得なサービスを受けれたというケースが多いのだと思いますが。そういう見方をすれば、普通のお得意様制度みたいなものでは。。。という気もしてきました。どうなんでしょう。誰か助けてください(苦笑)

 

だらだらとまとまりなく、徒然なるままに書いてしまいました。でも間違いなくイギリスではこんなに苦情にならないハズ!

というわけで、、

一蘭さん、早くロンドンにも出店してください。ニュース見ただけで食べたくなるじゃないですか!10万円くらいのファストパス付けて全然OKです!もちろん私は並びますよ~~。首をながーくして待っております!

 

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